今日は「香川照之の昆虫すごいぜ」のカマキリ先生でお馴染み、カマキリです。
香川さんのお陰で日本の子供たちの中でヒーローになったカマキリ。
無事、捕まると良いのですが。。。。
紫陽花の咲き乱れる公園
今日は川沿いの公園にて昆虫採集。
季節は初夏。花が咲き乱れています。「花が綺麗だねー」という親の声は子供たちに届いていません。花を見ず、周りを飛ぶモンシロチョウを雑に捕まえます。
花に網を当てないように注意、花を撮影しているカメラマンに近づいて注意と、雨上がりの蒸し暑い公園で親にはつらい作業がつづきます。
花と記念撮影をしたい親の気持ちは無視し、一心不乱にカマキリを捜します。
カマキリ、いました
モンシロチョウを捕まえ、シジミチョウを捕まえ、バッタを捕まえ、違う色々な昆虫を捕まえても中々、お目当てのカマキリはいない。
でも、初夏の草むらにはいるんです、小さなカマキリが。
いました、カマキリ。まだまだ、成虫になっていない幼虫です。
小さくても成虫同様、立派なファイターです。
チョウセンカマキリって
カマキリと言われている種類がチョウセンカマキリ。
カマキリの代表的な種類は
- チョウセンカマキリ・・オオカマキリより小さい
- オオカマキリ・・チョウセンカマキリより大きい
- ハラビロカマキリ・・お腹が大きい
チョウセンカマキリの一生は、5月くらいに卵から生まれ、幼虫の間に数回の脱皮を繰り返し、8月くらいには成虫になります。秋に卵を産み、一生を終わります。
肉食で幼虫時代から小ハエなどを捕まえます。色々な虫を狩り捕食する生粋のハンター「カマキリ」ですが、クモやモズなどの野鳥などに食べられたりと昨日抜けない毎日を歩んでいます。
草むらは修羅の国、食べて食べられ、毎日、生死がかかった戦いが繰り広げられます。
カマキリの飼い方
結局、カマキリを2匹捕まえ、持って帰ることになりました。もちろん、親は逃がせ、逃がせの大合唱、意見は聞き入れてもらえませんね。
カマキリ飼育ですが、虫かごに草や木の枝を入れて、カマキリがつかまる場所を作ります。
もっとも大変なことがエサを与えること。エサは生きた虫です。幼虫の時はハエ、アブラムシ、小さなバッタなど。大きくなればトンボやトノサマバッタ、ゴキブリも食べます。
死んだ虫も食べるようです。与え方はピンセットで死んだ虫をつかみ、カマキリの前で動かすを食べるらしいですが、我が家では経験はありません。
カマキリは、お腹が共食いしてしまうので1つのケースには1匹で飼うのが無難です。
同じケースに2匹入れると朝起きると1匹になっている可能性が高いです。。。
草むら同様、カマキリの世界は厳しい。
まとめ
- カマキリは草むらと一緒に撮影するとインスタ映え
- チョウセンカマキリだと思うけど、成虫にならないとオオカマキリかチョウセンカマキリか自分の知識ではわからない。
- 小さくても生粋のハンター、カマキリはカッコいい。
来週にはカマキリを草むらに返しに行こうと思います。それまでは、バッタを捕獲します。
それでは、また。