先週、今年最後の川遊びに行ってきました。
水は冷たいのに、子供たちは元気ですね。
体が冷たくなっても、ギリギリまで遊んでいます。
大騒ぎをする子供たちに対して、美しい声で鳴くカエル、歌姫カジカガエルを捕獲しました。
カジカガエルの美しい歌声
美しい声で鳴く、カジカガエル。
渓流ではよく鳴いているので、耳にした人が多いかと思いますが、その声を聴いてカエルと認識していない人も多いです。
フィー、フィーという声が鹿の鳴き声のように聞こえるので、漢字で書くと、河の鹿、「河鹿蛙」と書きます。
可愛らしいカジカガエル。
正面を見ても可愛らしい。
お腹も可愛らしい。
こちらのカエルも可愛らしい ヒキガエル
カジカガエルの一生
カジカガエルの寿命は約8年。泥の中や落ち葉の中で越冬します。
5月~7月の繁殖期に500個くらいの卵を産卵。オタマジャクシからカエルになるところは、通常のカエルと変わりません。
渓流に生息しているので、25度くらいまでの涼しい場所を好み、寒さにも強いです。
オスよりメスの方が大きく、最大8cmになる個体もありますカエルになりたてのカジカガエル。
指の先に移動して。
落ち着いています。
江戸時代からペットとして飼育
カジカガエルは、その鳴き声の美しさから、古来より和歌の題材に使われています。
江戸時代には飼育用に販売されて、ペットとして飼育もされていました。
江戸の街には渓流はなく、カジカガエルは生息していません。
馴染みのない鳴き声は江戸庶民の心に響いたのかもしれません。
以上が、カジカガエルの紹介です。
カジカガエルの鳴き声は、今も昔も人々を魅了しますね。
我が家の近所には生息していないので、キャンプに行った時のカジカガエルの鳴き声にはいつも癒されています。
また、鳴き声を聞きたいです。それでは、また。
撮影場所 多度峡 水遊びがおすすめ