昆虫少年の作り方

子供の育て方

今では、すっかり虫好きな息子たち。でも、上の息子が幼稚園の年中の時までは、虫に興味を示すことはあまりませんでした。

公園に行っても、虫取りをせずに、滑り台や砂場など遊具で遊ぶことが多かった毎日。

そんなが息子が何故、虫好きに変身したのか、その変身するまでの過程を紹介します。

自然に虫好きにならないことを知った。

公園で、犬や猫、鳩などを見ても怖がって近づずいたりしない息子。もちろん、セミやバッタがいても捕まえようとはしませんでした。

自分が虫好きで、誰に勧められたわけでもなく昆虫好きになったので、誰でも自然に好きになるものかと思っていましたが違うようです。

昆虫は最も身近にいる生物、好きになったら好奇心が掻き立てる良いものだと思っていたので、息子にも好きになってほしいなと思っていました。

そのため、息子を虫好きにするために3つのステップを段階的に、戦略的に行動してみました。

戦略① 段階的に好きになる

生き物を怖がっていた息子。そのため、怖くない生物の見せ方はないかなと思って考えたのが、水族館でした。水族館は、水槽と自分に壁があるし、水の中ということもあり別世界に感じて、息子も怖がらないだろうと思いました。

予想通り、水族館では怖がることはありませんでした。息子は大小様々、色とりどりの魚たちに興味をもち、水族館が好きになりました。

水族館に行くことと同時期に魚の図鑑を買いました。その図鑑で水族館にいた魚を調べたり、見たい魚の話をしたりしたり、更に魚に興味を持つように促しました。

図鑑に載っている珍しい魚を求め、いろいろな水族館にも遠征に行ったり、今では良い思い出です。

これを繰り返し、息子が魚に興味をもたたせることができました。

戦略② 段々、身近にする

魚をクリアした息子。次は動物です。これも魚と同じように動物園と動物図鑑をMIXしました。動物図鑑を読み込んだくらいのタイミングで鳥の図鑑をプレゼントしました。

動物にも興味をもった息子、象だけではなく、アフリカ象、アジア象と象としての種類も区別をつけておぼえるようになり、多くの動物の名前を覚えました。

魚同様、図鑑で見たものをリアルで見せるようにして、好奇心をくすぐるように意識しました。

他にも恐竜、水の生き物、危険生物、猛毒の生物、イモムシ・ケムシなど様々な図鑑が増え続けています。

戦略③ 壁を超える

いよいよ次は昆虫です。とりあえず、昆虫図鑑を買って準備万端。

息子も昆虫に興味はあるけど、はじめは直接触るのは怖いという意識がありました。

魚、動物との違い、昆虫と自分の間に柵や壁はありません。

まずは初めに、親が捕まえて、虫かごに入れるところを見せました。虫かご越しに見る昆虫に興味をもった息子。虫かごから出して、親が触っていることを見せると息子も触ってみたくなります。

これをいろいろな昆虫で行いました。

アリ、ダンゴムシの次は、バッタ、セミ、カマキリ、カブトムシ、他にもクモとかハサミムシとかあまり可愛らしくない虫も触って見せました。はじめは怖がっていた息子も慣れてくると、どんどん触れるようになります。

ここまで来ると自然に虫取りが一番の遊びになって、話題も行動も昆虫中心に。

昆虫好きな友達もできて、昆虫大好きな少年の完成形が出来上がりました。

今では虫網無しで遊びにいくことは考えられません。

まとめ

・怖がらない生き物から見せて興味を持たせる

・本や映像で見たものを、出来るだけリアルに見せてより強い印象をつける

・自分が最初に触ることで昆虫を怖くないものとして認識してもらう

以上が我が家での虫好きを作った流れです。昆虫は身近で好奇心が育てれる最適なものの一つだと思っています。これからも一人でも多くの昆虫好きな子供ができると良いなと思っています。

それでは、また。

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