夏休みの小学生といったら、朝のラジオ体操。今年は新型コロナウイルスのお陰で中止です。
朝、子供たちが起きて外に行ってくれるのは非常にありがたかったのですが、しかたがないですね。
子供たちは虫と共に起きる
「セミが鳴いてる」、朝6時前の第一声。おはようの家族への挨拶よりセミです。
長男、次男、どちらかが起きて、起きてないほうを起こして大騒ぎ。親も耐えきらず、外に出て行ってもらいます。今年は、ラジオ体操の時間が虫取りの時間に変わりました。
朝は、アスファルトの気温も低く、蝶が低空飛行。
ということで、ナミアゲハが捕れるわけです。
ナミアゲハって
一般的にアゲハ蝶と言われる種類は
- ナミアゲハ
- キアゲハ
の2種類。
ナミアゲハは並みのアゲハ、キアゲハは黄色いアゲハ。
普通より黄色っぽいアゲハはキアゲハですが、春のナミアゲハは黒い部分が多かったりで見分けがつきますが、夏は黄色が強まり、区別するのが難しいです。
捕まえられれば、羽の根本の模様の違いで判断できます。
一番、分かりやすいのは幼虫でアゲハ蝶の幼虫で思い浮かぶ、緑色で黄色い角のある幼虫はナミアゲハです。
結局のところ、我が家は子供判断にまかせています。
アゲハの一生は、春、蛹が羽化し成虫に、成虫が卵を産み幼虫が生まれ脱皮を繰り返し、蛹、成虫へ。それを冬までに3回くらい繰り返し、冬に蛹になったものは越冬して春に羽化するという流れです。
春から冬の期間に3世代受け継がれ4世代目が越冬するといった1年でひいおじいちゃんから孫までいるような状態です。忙しいですね。
成虫は2、3週間の寿命。蝶の命は短い、歌の歌詞にもある通りです。
ナミアゲハの飼い方
成虫の飼い方は、花畑に大きなかごを作って、という壮大な動物園クラスの施設になってしまうので、逃がしてあげるのが良いかと思います。
お薦めは幼虫からの飼育です。
幼虫は、ミカン科の葉を食べるので、葉を日々変えてあげると良く食べます。
エサを食べなくなるといよいよ、蛹になるので、その前にケースに木を数本入れてあげましょう。
無事に蛹になってくれれば、あとは羽化を待つのみです。
まとめ
- 我が家の付近にはキアゲハはあまりいないので悩んだらナミアゲハにしています
- キアゲハの幼虫はちょっと毒々しい。ナミアゲハの幼虫は可愛らしい
- アゲハの成虫の時間はセミより短い。儚いですね。
蝶は、羽が破損しやすく子供たちに触らせると弱ってしまわないか心配です。最近、やっと下の息子も上手の網から出すことができるようになりました。
蝶を離した時に、元気よく飛んで行ってくれるとホッとします。
それでは、また。