9月下旬を過ぎたのに、川遊びに行ってきました。
涼しくなっても、子供たちは川が大好き!
川の側溝の石垣の間に、木をガシガシ入れている次男が大騒ぎ。
子供って、木を使って変な遊びをしますね。
大騒ぎの主は、ヘビ!ヤマカガシの子供でした。自分も初めて見ました。感激です。
ヤマカガシ、綺麗な4大在来種!
日本に生息する代表的なヘビの種類は4種類
- シマヘビ・・よく見ます。今年、3回、見ました。
- アオダイショウ・・これも良く見ます
- マムシ・・酒瓶に入っているのをよく見ます
- ヤマカガシ・・綺麗な赤色の模様があります。
そんな、外来種と思わせるくらいの模様のある在来種、ヤマカガシ。
カッコいいぜ!石の間から、こんにちは。
猛毒があるよ、ヤマカガシ
ヤマカガシは、マムシを超す猛毒があります。
非常に危険。ヤマカガシを見ても、いたずらをしないようにしましょう。
噛まれた時に牙から出る毒。この牙の毒も危険ですが、後ろ牙にしか毒がないようです。
そして、首筋を刺激すると毒が飛び出してきます。目に入ると失明の危険性があるとのこと。
非常に危険です。
首筋からの毒は、エサでヒキガエルを食べたことによって作られるもののため、ヒキガエルが生息しない場所の個体には、首筋の毒がないようです。
ヤマカガシは臆病なヘビ。自ら、襲ってくることはほとんどありません。
何もしなければ逃げて行ってしまいます。
近年まで、あまり噛まれた人がいなかったため、毒蛇との認識はなかったようです。
ヤマカガシの毒の元 ヒキガエル
ヤマカガシは神聖なヘビ
蛇は神聖な生き物として神話などに登場します。
その一方、ヘビは、その毒によって人々に災いをもたらす存在としての扱いもあります。
ヤマカガシは水場を好むので、人里離れた湖などに生息します。
あの特徴的な模様と、大きく育ったヤマカガシは大蛇伝説など、神聖な生き物としてあつかわれました。
以上が、ヤマカガシの紹介です。
神聖な生き物、蛇たち。山の主として、これからも生き抜いてもらいたいです。
それでは、また。
撮影場所 多度峡 自然の中の天然プール