日本の三大ヒガシと言えば、少年隊の東さん、元宮崎県知事のそのまんま東さん、そしてヒガシキリギリス。
我が家の子供たちには、ヒガシキリギリスが一番の知名度を誇ります。
すごいぞ、ヒガシキリギリス!
知名度No1のヒガシはTVでもなく、政界でもなく、原っぱにいる!
ヒガシキリギリスって
キリギリスはバッタ、コウロギの仲間
キリギリスは直翅目(ちょくしもく)といわれ、コウロギ・バッタと同じ種類です。
日本には、直翅目類が約200種いて、多くが日本人に親しまれている鳴く虫です。
バッタは昼行性で草食に対して、キリギリスは夜行性の肉食のものが多いです。
ニシとヒガシ
ヒガシキリギリスもニシキリギリスも元々、キリギリスと呼ばれていました。
しかし、羽に斑紋があったり、短かったりと、近畿を境に特徴の違いがあることがわかりました。
そのため、キリギリスは近畿地方から東側に生息する種をヒガシキリギリス、西はニシキリギリスと呼ばれるようになりました。
といっても、東、西の境界線は入り組んでいるし、見分け方も個体差があるので、見分け方が難しいです。
親は全く分からないので、子供たちに区別はまかせています。
子供たちが、ヒガシキリギリスと言えばヒガシキリギリス。
ヒガシキリギリスの一生
5月くらいに卵から羽化し、数回の脱皮を繰り返し夏に成虫になります。
その後、秋に産卵し一生を終えます。
産卵した卵は越冬し翌年に羽化するものもあれば、2年後、3年後に羽化する卵もあります。
卵時代が一番、長いんですね。
飼い方
キリギリスの飼育の歴史は古く、江戸時代には虫売りがキリギリスを行商、江戸庶民も虫の音を楽しんでいました。
エサは、玉ねぎ、キャベツ、ニンジンなどの食物と、肉食を補うために、ドックフードや削り節などを食べます。
飼育は単独で飼育が好ましいです。2匹で飼育すると、縄張り意識が強く喧嘩をしてしまいます。
時には共食いもしてしまうこともあります。
まとめ
- キリギリスのヒガシとニシは、子供たちの気分次第。
- アリになるのか、キリギリスになるのかも子供たち次第。
- キリギリスの鳴き声は、昔から変わらず人々に愛されていた。
絵本や物語でもよく登場するキリギリス。
アリは働き、キリギリスは歌ばかり歌っている。昔はアリが正しい生き方ですが、今は一概にキリギリスが間違いとは言いにくいですね。
時代によって価値観は変化するものです。それでは、また。
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