かたつむり~陸に住む貝~

昆虫

雨上がりの公園。親は地面が渇いてから、遊びに行きたいのですが、親の心、子知らず。

地面がゆるいところ、水たまりに突っこんでいきます。

靴も服もドロドロ。。。。。。

そんな、時にカタツムリに出会いました。

カタツムリは貝の仲間

陸に住む巻貝、通称がカタツムリ。

オナジママイマイ科、ニッポンマイマイ科などの日常語がカタツムリと呼ばれています。

殻のあるものをカタツムリ、無いものをナメクジと呼びますが、両者とも陸貝の仲間なので同じ種類に属します。

カタツムリが進化の過程で殻をなくしてナメクジになったと言われています。

貝と言われると、貝にしか見えなくなってきました。

エスカルゴ、貝を食べていると思うと食べやすくなります⁉

長生き!カタツムリ

カタツムリの寿命は、大きなもので10年。小さなものは1年。

種類によって寿命はまちまち。

通常、身近にみる大きな個体は5年程度のものが多いです。

飼育下では、天敵もいないので10年くらい生きた記録もあります。

思ったより長生きですね。

ちなみに日本のカタツムリの種類は約800種類!メチャ多いです。

このカタツムリも数年、生きているはず。

身近な生き物 テナガエビ 公園の近くの水路で生きています

オス・メスの区別がないカタツムリ

カタツムリに性別はありません。

1匹の中に両性の生殖器をもつ雄雌胴体です。

そのため、性別を気にすることなく2匹を飼育すると産卵します。

ごくたまに一匹でも産卵します。

足の遅いカタツムリ、オスとメスを分けると出会う確率が低くなってしまうので、性別がないのではと言われています。

コンクリートも食べるカタツムリ

カタツムリのエサは、紫陽花などの植物の葉っぱ、野菜、果物など、植物なら食べます。

殻を維持するためにカルシウムも実用になるので、卵の殻や貝殻を食べます。

カタツムリは硬い殻も食べれる丈夫な歯を持っています。

また、カルシウムを得るためにコンクリートを食べたりもするようです。

以上です。

カタツムリも近年、数が減ってきてしまっているようです。

これからも雨上がりの代名詞として、強く生きぬいてもらいたいものです。それでは、また。

水辺には野鳥もいっぱい 愛知県弥富野鳥園
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