いつもの池で、ザリガニ、アカミミガメ、クサガメと外来種を捕まえて大騒ぎ!
アマガエルやザリガニが大漁で満足の子供達。
そんな時に、外来種最強生物が登場しました!
アメリカからやってきたヌートリア
ヌートリアは南アメリカからやってきたネズミ目ヌートリア科の小型の哺乳類。
昔は、沼狸(ぬまたぬき)、舶来溝鼠(はくらいどぶねずみ)などと呼ばれいました。
第二次世界大戦の毛皮用に輸入されたが、需要が無くなり生き残った個体が野生化して今に至るとういうことです。
ヌートリアは寒さに弱いため、河川が凍結するような所では繁殖できないため、現在は主に西日本を中心に分布しています。
もはや在来種の風格。。。アメリカザリガニ
強いぞ、でかいぞ、繁殖力も強いヌートリア
ヌートリアをしっぽを除いた、頭から胴体までの大きさは40~60cm。
体重も5~9kgあり、非常に目立ちます。
ヌートリアの天敵はワニ!もちろん、日本にワニはいないので増える一方です。
また、繁殖力も年に2、3回の出産が可能で、1回の出産で最大で12頭、平均5頭くらいを産みおとします。
天敵もないくて、繁殖力も高い。中々、やっかりな状況です。
ヌートリアの寿命
ヌートリアの野生の寿命は2~5年程度。他のネズミと同じくらい。
生後3~7ヶ月くらいに繁殖可能になります。
飼育下では、10年くらい生きた記録もあります。
以上がヌートリアです。
外来種あるあるの外敵がいない、繁殖力が強い、ということもあり個体数が増えてしまっています。ヌートリアは見つけてもエサはあべず、近寄らずを子供たちにも伝えました。
これ以上、 生息域が拡大しなければ良いのですが。それでは、また。
撮影場所:戸田川緑地